守護神とは
「守護神」と聞くと、神社の守り神や、自分だけを見守ってくれる存在を思い浮かべるかもしれません。算命学でいう守護神は、少し意味合いが違います。ひとことで言うと、その人が生まれ持った性質のバランスを整えてくれる存在です。正式には「調候守護神(ちょうこうしゅごしん)」と呼びます。
このページでは、守護神とはどんなものか、どうやって決まるのか、生まれた日別の一覧、そしてよくある誤解までを、はじめての方に向けてやさしく整理します。
守護神とは何か
算命学では、人はそれぞれ、生まれた日によって「木・火・土・金・水」のどれかの性質を持つと考えます。大きな木のような人、太陽のような人、山のような人…といったイメージです。
守護神とは、その性質が、生まれた季節のなかでいちばん生き生きと働くように、足りないものを補ってくれる存在のことです。
たとえば、まだ寒さの残る早春に生まれた「木のような人」には、暖かい太陽の力があると、木がのびのび育つように、その人らしさが発揮されやすくなります。反対に、真夏に生まれて熱がこもりやすい人には、涼しい水の力が助けになります。このように「生まれた季節」と「その人の性質」の組み合わせから、いま必要なものを見つけるのが、守護神の考え方です。
守護神は、生年月日から作る「命式(めいしき)」——いわば、あなただけの運勢の設計図——のなかに、生まれたときから備わっています。仕事やお金、晩年の過ごし方など、いろいろな運を読むときの土台にもなります。
守護神と忌み神の違い
守護神と反対のはたらきをするのが「忌み神(いみがみ)」です。守護神がその人のバランスを整えてくれるのに対して、忌み神はバランスを揺らしやすいほうへ働きます。運の良い時期・試練の時期では、それぞれこんなふうに現れやすいと考えます。
| 守護神が働くと | 忌み神が働くと | |
|---|---|---|
| 追い風の時期 | 順調に、安定して伸びていきやすい | 勢いは出るが波が大きく、浮き沈みが激しくなりやすい |
| 試練の時期 | 受ける影響が小さく済みやすい | 重なりやすく、立て直しに時間がかかりやすい |
表だけを見ると、忌み神は避けたいものに見えるかもしれません。ただ算命学では、忌み神が強く出る時期の苦労を乗り越えることで、その人の器が深まっていくと考えます。一度乗り越えた経験は、次に似たことが起きたときに踏ん張る力になります。だんだんと、少しのことでは崩れなくなっていきます。忌み神は「敵」というより、「鍛えてくれる相手」に近い存在です。
守護神の調べ方
守護神は、「生まれた日」と「生まれた月(季節)」の組み合わせで決まります。この二つが分かれば、その人の守護神が見えてきます。
大事なのは、同じ生まれた日でも、生まれた月が変われば守護神も変わるということ。たとえば同じ「木のような人」でも、早春に生まれた人と真夏に生まれた人とでは、必要な守護神が違います。季節によって「いま足りないもの」が変わるからです。
ですので、自分の守護神を正しく知るには、生まれた日と月の両方から見ていく必要があります。
守護神の一覧(生まれた日別・早春の例)
守護神は、生まれた日(10タイプ)と生まれた月(12の季節)の組み合わせで、全部で120通りあります。ここでは全部は載せきれないので、「早春(2月上旬〜3月上旬ごろ)生まれ」の場合を例に並べます。自分の生まれた日のタイプの行だけ見れば大丈夫です。
| 生まれた日のタイプ | 早春生まれの守護神 |
|---|---|
| 大きな木のような人(甲/こうぼく) | 太陽(丙/へいか) |
| 草花のような人(乙/おつぼく) | 太陽(丙/へいか) |
| 太陽のような人(丙/へいか) | 大きな水(壬/じんすい) |
| 灯火のような人(丁/ていか) | 大きな木(甲/こうぼく) |
| 山のような人(戊/ぼど) | 太陽(丙/へいか) |
| 田畑のような人(己/きど) | 太陽(丙/へいか) |
| 鉄や岩のような人(庚/こうきん) | 山(戊/ぼど) |
| 宝石のような人(辛/しんきん) | 田畑(己/きど) |
| 大きな水のような人(壬/じんすい) | 鉄や岩(庚/こうきん) |
| 雨や露のような人(癸/きすい) | 宝石(辛/しんきん) |
※これは早春に生まれた場合の一例です。生まれた月が変わると、守護神も変わります。自分の「生まれた日のタイプ」が分からない方は、生年月日から命式を出すと確認できます。
守護神のよくある誤解
- 守護神は、開運グッズやお守りとは別のものです。生まれた日と季節から決まるもので、あとから買って足すのではなく、もともとその人のなかにあります。
- 守護神がはっきり目立つ人もいれば、控えめな人もいます。目立たなくても、運の巡りのなかで少しずつ力が届いていきます。強い・弱いというより、活かし方しだいです。
- 忌み神は、どなたにもあります。運が悪い印ではなく、守護神とセットで運の波を読むための目印です。
自分の守護神を知りたい方へ
自分の守護神がどれか、そしてそれを毎日にどう活かせるかは、生年月日から命式を出すことで見えてきます。エトヨミでは、生年月日をもとにあなたの性質や運の流れを読み解いています。もっと詳しく知りたい方には、総合鑑定書もご用意しています。
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よくある質問
- 守護神は誰にでもありますか?
- はい。守護神は生まれた日と季節から決まるので、どなたにも必ずあります。
- 守護神は一生変わりませんか?
- 生まれ持った守護神そのものは変わりません。ただ、その力が強く働く時期は、人生の巡りのなかで移り変わっていきます。
- 「用神」と同じものですか?
- 「用神」は四柱推命(算命学とは別の占い)で使われる言葉で、算命学の守護神とは考え方の枠組みが異なります。
- 忌み神があると運が悪いのですか?
- 忌み神は運を揺らしやすいものですが、その時期の経験がその人の力になります。付き合い方を知っておくと、時期を活かしやすくなります。